バルトレックスを病院で処方される流れ

バルトレックスを病院で処方される流れ

性器ヘルペスの治療薬バルトレックスはドラッグストアなどで市販はされていません。購入するには病院で処方を受ける必要があります。

この記事では、バルトレックスが処方される流れと処方にかかる費用について解説します。

バルトレックスを扱ってるのは皮膚科や性病科!検査を受けて処方してもらう

バルトレックスは以下の診療科で処方を受けられます。

バルトレックスが処方される病院
  • 皮膚科
  • 性病科
  • 泌尿器科
  • 婦人科

性器ヘルペスが疑われる場合は皮膚科が対象ですが、他の診療科でも性器ヘルペスの診断や治療が受けられます。

保健所は性器ヘルペス検査を受け付けていない

保健所では梅毒やクラミジアなどの性感染症は保健所で無料検査を受けられますが性器ヘルペスは受け付けていません。

検査では、ヘルペスウイルスかウイルスの抗体の有無を調べます。ウイルスの検査には患部の細胞分泌物、抗体の検査には血液が採取されます。

ウイルスや抗体が発見されればバルトレックスが処方されます。問診や視診で性器ヘルペスだと診断されれば、検査を行わずバルトレックスが処方されることも少なくありません。

性器ヘルペスは症状が特徴的なので、問診だけで診断されることがあります。

性器ヘルペスの治療の場合、バルトレックスは5日~10日分が処方されます。1日に服用する錠剤は2錠です。

再発の場合は1日2錠、5日分が処方されます。

性器ヘルペスになったら、性器ヘルペスを取り扱う診療科で診察を受け、薬を処方してもらいましょう。

病院でバルトレックスを処方してもらうとどれくらいかかる?

病院でバルトレックスを処方してもらう場合、およそ3,000円前後かかります。

例えば、新宿駅前クリニックでは、診察料と処方料を合わせて1,100円、薬代と調剤料を合わせて2,000円、合計3,100円です。料金は多少前後することがあります。

再診の場合はもっと安くなる

病院によっては2度目以降の診察料が安くなります。始めて診察を受けたときの診察料を初診料、それ以降にかかる診察料は再診料といいます。また、再発したヘルペスの治療に必要なバルトレックスの数は初発のときの半分なので、薬代も安くなります。

バルトレックスの錠剤そのものの価格は、1錠375.7円です。この価格は薬価として定められおり、どの病院で処方してもらっても値段は変わりません。

上述の費用は、保険が適用され、3割負担となった場合の金額です。自由診療では全額負担となり、20,000円前後かかります。

このように、バルトレックスを病院で処方してもらうと、診察料・検査料で何かと費用が嵩みます。

自由診療の場合、診察料は病院によって異なるので、必ずしも一定というわけではありません。

また、再発抑制のためにバルトレックスを処方してもらう場合、1ヶ月でおよそ6,000円、1年で7万円近くかかります。

安全性を重視するなら病院を受診!費用を浮かせたいなら個人輸入を使う

バルトレックスをより安全に使うなら病院、費用を抑えたいなら個人輸入代行サイトを利用しましょう。

病院でバルトレックスを処方される場合、薬代に加え、診察料検査料がかかります。そのかわり、専門の医師に診断されるため、より安全確実に治療ができます。

病院で処方されたバルトレックスが原因で重い副作用が起こった場合、治療にかかる費用は国から給付されます。この制度を、医薬品副作用被害救済制度といいます。

安全性を求めるのであれば、専門医がいる病院で診察してもらうのがベストです。

通販サイトでバルトレックスを購入する場合、診察や検査の費用はかかりません。かかる費用は薬代と送料だけです。また、送料が無料のサイトもあります。

通販サイトでは、まとめ買いすることで商品の価格が割引されます。1度にまとめて注文すれば、費用を節約できるだけでなく、再発したときのための常備薬としてストックしておくことができます。

一方、通販サイトで出回っているバルトレックスには、偽物が紛れている可能性があるので注意が必要です。また、バルトレックスを自己判断でむやみに使うと、薬に耐性を持ったウイルスが発生する恐れもあります。

持病や体質、現在飲んでいる薬によっては、バルトレックスを服用することで重い副作用があります。不安な人は病院で処方を受ける方が無難です。